漆喰補修工事

一般的なお住まいでは瓦屋根の瓦と瓦の接着に

漆喰が用いられています。
この漆喰は風雨や寒暖、直射日光に晒され続けているので、
時間とともに劣化していき、崩れてしまうことがあります。
こうなると、瓦がズレてしまったり、

ズレた瓦同士が干渉し合って割れたり・欠けたり、
そこから雨水が侵入して雨漏りになったりと

様々なトラブルが発生します。
また、瓦がしっかりと固定されておらず、不安定なので、
ちょっとした風や地震で落下してしまう可能性もあります。

現在の状況

大きな剥がれなどが見られて、
比較的悪い状態です。
表面にも細かいひびが
見られました。

取り除き

劣化している漆喰は
すべて取り除きます。
掃除して新しい漆喰だけを
詰められるようにします。
瓦のズレが起こっていたら、
固定する前に直します。

詰め直し

新しい漆喰は薄すぎず厚すぎず、
適度に厚みを加えながら
詰めていきます。
薄いと剥がれやすくなりますし、
厚いとのし瓦よりもはみ出て
雨風の影響を受けやすくなります。

仕上げ

劣化した漆喰を取り除き、
全て詰め直したら工事の完了です。
完成後は最終点検を行い、
お客様に施工写真をお渡しします。

屋根伏せ替え工事

耐用年数を過ぎた屋根瓦は全体の耐久性が低下し、

部分補修の対処だけでは間に合わなくなります。
雨漏りは建物全体の耐久性を低下させる威力があるため、

早期に屋根瓦を葺き替える必要があります。
繰り返し行われる部分補修の費用も見逃すことができません。
屋根瓦の耐用年数が近づいている場合は

葺き替えを検討してください。

瓦おろし

新しい屋根へと葺き替えるので、
これまでの瓦を撤去していきます。

野地板新設

瓦の下にあり、屋根の土台となる
野地板が老朽化している
可能性が高いので、
新しい野地板を新設していきます。

防水シート新設

瓦など屋根材の下には
防水紙が敷かれています。
今までのものは劣化していたので、
新し防水紙を敷いた後、
新しく屋根を葺いていきます。

新瓦新設

最後に新しい瓦を葺いていきます。

完工

全ての瓦を伏せ終えたら完工です。
最後に点検を行い、
お客様に施工写真をお渡しします。